利息を計算してみよう
自己破産を考えるときには相当借金があって返済が不可能だと考えた場合ではないでしょうか。
借金をするということは、そのほとんどが利息がかかります。
また、利息だけでなく手数料と称して返済の際にとられる場合もあり、思ったように元本が減らないということもあります。
多額の借金はたとえ利率が安かったとして支払う金額ベースでは利息が高いものになってしまいます。
3%の利息だったとしても1000万円借りていれば年間に利息だけで、単純計算で30万円かかってしまいます。
月に直すと利息だけで2万5千円ですね。
これだけの利息を返しながら元本も減らしていこうとなると月々の返済も結構な金額になることでしょう。
それが消費者金融で300万円も借りてしまったら、利息制限法の上限でも15%の利息となりますから、単純計算で年間45万円の利息がかかることになります。
そこに元本の返済もと考えると非常に厳しい状況になるのではないでしょうか。
自己破産 手続きを考える背景には、こういった利息が払いきれず、もしくは利息は払えても元本がまったく減っていかない、他の消費者金融からも借入して自転車操業に陥ることが考えられます。
どこかで見直ししていかないと自己破産は免れない現実になってしまいますね。
自己破産と住宅ローン
自己破産をする人はこの経済状態ですから当然少なくありません。
しかし漠然と自己破産と言う言葉は知っていても実際はどうなのかということを知っている人は少ないのではないでしょうか。
自己破産を考えるということは借金返済が出来ないということで、返済も滞っている状態になりつつあるのだと思います。
自己破産をするとどうなるのかというとまずは自己破産 住宅ローンはどうなるかというと基本的には家は競売にかけられます。
ですからローンも自己破産によって無くなりますが、家も無くなります。
当たり前のことですよね。
そして将来的に自己破産後に家がほしいと思ったときに住宅ローンが組めるかと言うと信用情報に少なくとも7年間は自己破産したことが登録されますから期間が過ぎなければ新たな借り入れは出来なくなります。
ということでもちろん住宅ローンを組むにもそれだけの年数が必要になります。
そして注意しなければならないのが借金に保証人がついている場合があるかと思いますが、自己破産するとその借金は保証人に請求がいくことになるのです。
保証人に迷惑がかかるわけですね。
ですから保証人になったばかりに大変な借金を背負わされたという話があるわけです。
自分だけの問題ではなくなるわけですね。
自己破産で人生再出発
今、自己破産をしようという方、免責が下りた時点で、新しい人生が待っています。
借金のない人生です。
今まで返済をしていた部分、これから返済しようというお金が一切なくなるのですから、人生バラ色といってもオーバーではありません。
俺は自由だと思ったという方がいらっしゃいましたが、本当にそうなのです。
ですから、ここで誓ってほしいのは、この先は絶対に借金は作らないことです。
自己破産をして数年間はキャッング、ローン、クレジットを組めない仕組みになっています。
ですから、借金をすぐに増やすことはできません。
その間は真面目に人生を歩む。これが大切です。
また、自己破産をしなくてはならないほどの借金が、ギャンブルや遊興費ではなく、病気のためのものであった場合は、しかるべき手続き(国に対して)をして、今後はこのような事態にならないようにしたいですね。
いい意味での再出発が自己破産ですから、今後の新しい借金のない人生を歩むためにがんばってください。
なぜ自分が借金をしたかという事を今一度反省を込めて考えるときです。
長い人生、こんな時ももちろんありますが、肝心なのは繰り返さないことです。
自己破産をしてから、財を成した方もたくさんいらっしゃいます。
自己破産をすると何ができない?
自己破産と聞くと、何か不自由な生活をするような気がしますが、実際はそれほどのものではありません。
一番困ったと思うのは、キャッシングやクレジットカードが使えなくなってしまう事です。
例えば車のローンなんていうのもできなくなってしまいます。
これは、借金に関する個人情報が、金融機関によって情報として流されるのです。
個人情報?と聞くと、このごろは厳しいのですが、これは返済できない人にお金を貸すという非常識が内容にするためで、もちろん第三者に分かるものではありません。
このブラックリストは、返済の滞納、過払い金の請求などの債務整理をした場合も同じことです。
しかし、一生ではなく、7年くらいでリストから抹消されることになっています。
その間真面目に暮らせばよいわけです。
よく噂で、自己破産をすると、仕事が首になるというのもありますが、これは一時期一部の職業だけ制限がありますが、それの短期間です。
引越しをしてはいけないということもありますが、これも短期間だけであり、住所変更だけをできないという事だけです。
その後は、自己破産後の引越しもできます。
いい加減な噂で、結婚ができないというのもありますが、自己破産は人間性を否定されているわけではないですから、当人同士の問題です。こんな規則はありません。
でも、まだ、自己破産をした人物ということで偏見の目でみられることもあります。
とんでもないことですが、そういう方もいらっしゃるということなのです。
自己破産をすると引越しはダメ?
自己破産にまつわる話というのはいろいろあります。
その中でも多いのが引越しをしてはいけないという事を今でも
信じている方がいらっしゃることだと思います。
実は、これはできない時期もあるということで、引越しそのものをしてはいけないというものではありません。
破産について厳密には2つのケースがあります。
財産がない同時廃止事件と財産を処分する破産管財人事件です。
財産がなく、免責が下りると同時に破産の手続が終わってしまう
同時廃止事件の場合は、引越しはいつでもできることになります。
引越し云々というのは、破産管財人事件の自己破産のことですね。こちらは、破産管財人によって債権者に財産の処分したモノを配分したりすることが残っています。
要するに、この期間のみ引越しをすることができないということで、処分が配分し終わり次第、破産の手続が終わり、引越しも可能になります。
自己破産は引越しもできないというのは、犯罪ではないのですから、財産の処分の期間だけのこと、その場に居なくてはならないということなのです。
このような事が、なぜかしら、自己破産は引越しができないという話に発展したと考えられますね。
破産をした後でも引越しはできると考えておいて良いでしょう。
自己破産を家族に知られたくない
借金の返済がいよいよできなくなって、債務整理をしようと弁護士に相談に行きました。
収入が少なく返済金額が大きいことが分かり、もう自己破産しか道はないと結論が出ました。
もちろんそれでいいのですが、一つだけ家族に知られたくないという方も多いと思います。
家族どころか会社もそうで、誰にも知られないようにして、自己破産をしたいという方、ご安心ください。
手続上で、家族云々ということは一切ありませんから、誰にも知られずに行うことができます。
ただ、同居している場合のみ、預金通帳の提示などがあり、知らずにばれてしまうことや弁護士との連絡上で怪しまれることもあります。
しかし、事前に準備をしておくことで、自分の処理さえきちんとできていれば問題ありません。
裁判所からの書類があるわけでもありませんし、弁護士に伝えとおけば大丈夫です。
もし、自己破産が適用になった場合、官報という機関紙に載ってしまいますが、一般の方が目にするようなものではありませんから、まず心配はないでしょう。
ただ知られたくない相手が配偶者である場合は、どこまでも内緒にしておくということは難しいかもしれませんが、それぞれの事情があると思います。
裁判所や弁護士からばれることはありませんが、ひょっとしたら債権者の嫌がらせと言う場合も考えられます。
そんなときは、すぐに弁護士などに相談をしてください。
ごまかしきれないときは正直に告白をした方が無難ですね。
自己破産をすると仕事は続けられる?
自己破産によって、仕事の制限があるものは確かにあります。
それは、公認会計士、弁護士、行政書士、不動産会計士、税理士、保険外交員、警備員、卸売業者、質屋などです。
このような職業の方は、自己破産の申し立てから免責が下りる4カ月間に限って、その将棋用に就くことができません。
しかし、免責許可が下りた時点で、再び仕事を続けることができますから、解雇という形よりは、休職という形になるとお考えください。
基本的には自己破産で仕事は続けられますし、上記の仕事以外の方は何も考える必要はありません。
ただし、自己破産をするまでに、会社に取り立てがしつこく来ていた、どうやら多額の借金があるという噂などで、信用を落としている場合、自己破産をきっかけに解雇処分を言われるということがあります。
これは、会社側としては、自己破産による解雇ではなく、それまでの取り立ての電話などで、業務に障害を与えたなどの理由であれば、会社に居づらくなるということがあります。
本来は、そんなことでと思うことですが、人によっての感じ方は様々です。
ですから、取り立てが始まりそうになったとき、弁護士などに相談をして依頼をしてみてください。
そうすると、会社に取り立てが一切来なくなりますし、会社に秘密裡に自己破産を勧めることができます。
裁判所に行くのも弁護士が代理でいってくれますから、業務に支障をきたすことがなく通えます。
一部の職業をのぞいて、自己破産による制限がありませんが、中には自己破産に対して過敏な反応をする方もいるということだけは覚えておいた方が良いでしょう。
自己破産をすると選挙権がなくなる?
人の噂はいろいろありますが、自己破産に関してもたくさんの噂があります。
自己破産をすると、選挙権がなくなるという話がありますが、これは全くのデマです。
20歳以上の方であれば、自己破産をした後もしっかりと選挙権がありますから、安心してください。
どうしてこんなことになるかというと、自己破産をすると、本籍地に連絡が行きます。
単なる記録として、知らされるだけの話です。
市町村では、自己破産をしたからと言って、住民票や戸籍に記録されるわけではないのです。
ただし、法人の場合は、登記簿に記載されることになります。
そして、法人、個人関係なく、国が発行する官報にはしっかりと名前が載ります。
官報は知っている人は知っていますが、たいていの方が目にすることはありませんから、ふつうの方が自己破産をした人の名前を知るということは少ないようです。
こうして、自己破産をすると、国や市町村の単位で知られることになり、選挙権に関係するのではないかという憶測が、選挙がなくなるという噂に発展したようです。
自己破産をしたからといって、そのようなことは絶対にありませんからご安心ください。
一部の制限で言うのなら、就けない職業があったり、破産管財人が破産の手続きをし終わるまでの転居ができないなどのことはありますが、ふつうの生活はできます。
自己破産は、生活の建て直しのための制度です。
一般市民を窮屈にさせるものではありませんから、変な噂には惑わされませんように。
自己破産をしたら会社をクビになる?
自分の会社で、ある人が自己破産をしたら、会社をクビになったと聞きました。
果たして本当に会社はクビになるのでしょうか?
回答はNOです、法律的には。
一部自己破産をしたら就けない職業があり、弁護士、公認会計士、公証人、司法書士、税理士、弁理士、宅地主任者、会社役員、保険勧誘員、警備員、質屋、古物商、損保代理店、建設業者、風俗業者などは、資格がはく奪されてしまいます。
これらの職の方は、クビになりますが、その他の職業の場合は、破産を理由にクビにすることができません。
ただし、自己破産に至るまで、勤務態度がとても悪い、金銭問題を多く引き起こすなどの理由をつけて、破産をきっかけにクビにするというところもあります。
この場合、破産が理由ではなく、その他の態度と言うことになりますが、実質破産でしょう。
世間的には、後ろ指を指されることでもないのですが、保証人になれないなど制約がありますから、やはり破産ということはあまり好ましい行動ではないといえます。
キャッシングがかさんでの破産が多いと思いますが、その理由がギャンブルとどうしても生きていくためのお金と言うことになると、その時点で同じ破産と見ては可愛そうと同情される場合も考えられます。
もっとも、生きていくため仕方ないキャッシングの末の破産ということになると、その人となりを見た時にも会社はその方をクビにはしないと思います。
しかし、ギャンブルなどの遊興費のためのキャッシングでの自己破産ということになると、普段の態度からの判断でクビということは考えられるかもしれません。
法的には破産でクビはない話です。
家族に内緒で自己破産ができますか?
自己破産は、自分の財産内で行うことですから、家族を巻き込んで言うことはありません。
ただし、同居している家族の場合、収入に関する書類の提出があるため、書面や通帳のコピーなどが必要になってきます。
自己破産のためと言わずにコピーなどで出来ればいいのですが、そのあたりで家族に打ち明けなければならない状態があるかもしれません。
裁判所からの特別な告知や連絡というのは一切ありませんから、ご安心ください。
ただし、債権者の場合は違ってきます。
債権者は、自己破産をするおかげで収入がなくなるのですから、その腹いせに嫌がらせをしてくるということがあるかも知りません。
当然違法なことですが、そんなことはお構いなしという場合があります。
ですから、同居している家族の場合は、人から耳に入る前に一言いっておいて方が良いと思われます。
又、別居している家族の場合は、特別な書類の提出などはありませんが、債権者の行動は察知できません。
一応は家族の同意がなくとも破産はできますが、その後のことについてはよく考えて行動をしてください。
配偶者にはどんな形であっても伝えた方が良いと思います。
できれば、自己破産になった経緯なども話すべきで、それによって生活そのものが変化するかもしれないのですが…。